規格認証に関する重要な用語について解説します。
Greenhouse Gasの略称。温室効果ガスのこと。
いわゆる「地球温暖化」の原因であると考えられており、削減のための取り組みが世界規模で進められている。二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、亜酸化窒素(N2O)、ハイドロフルオロカーボン類(HFCs)、パーフルオロカーボン類(PFCs)、六フッ化硫黄(SF6)については、京都議定書で削減目標が設けられた。
International Organization for Standardizationの略称。国際標準化機構のこと。
略称はギリシア語で「均等」を意味する「ISOS」にちなんだもので、英語の頭文字ではない。
本部はスイスのジュネーブにあり、発足は1946年。毎年800以上の規格を新規に制定、あるいは改訂しており、ISOの日本における代表機関はJISC(日本工業標準調査会)である。
Japanese Industrial Standardsの略。日本工業規格のこと。
「S(Standard)」と「規格」は意味が重複するが、一般にJIS規格とも呼ばれる。
品質改善、生産・消費の合理化、取引の単純公正化などを目的として、工業標準化法に基づき、日本工業標準調査会(JISC)の議決を経て制定される。
国際規格を取り入れたものも多く、例えばJISQ9001はISO9001を基に作成したものである。
Japanese Industrial Standards Committeeの略。日本工業標準調査会のこと。
工業標準化法などに基づき、工業標準化全般に関する調査・審議を行っている。
計画(Plan)・実行(Do)・評価(Check)・改善(Act)の繰り返しのこと。
日常的・反復的に行われる業務やプロセスの改善に有効で、ISO9000シリーズなどはこのPDCAサイクルを回す仕組みを作り、品質マネジメントシステムを継続的に改善していくことを重要視している。
Customer Satisfactionの訳語。ISO9000(JISQ9000)は、「顧客の要求事項が満たされている程度に関する顧客の受け止め方」と定義している。
一般に「期待以上のものを提供することによって顧客を喜ばせる」という意味で使われる場合があるが、ISOの用語としてはそのようなニュアンスをもたない。
「顧客の受け止め方」なので、明示された顧客要求事項を満たしただけでは顧客満足が高くない場合もある。
Surveillance。調査・監視の意味。
ISO規格認証を取得した組織が、引き続き要求事項に適合した状況を維持しているか確認するための定期審査のことをこう呼ぶことがある。この定期審査は、半年から一年ごとに行われる。
ISO9000(JISQ9000)ではProductの訳語として使われており、「プロセスの結果」と定義されている。
この意味の「製品」は有形物に限らず、無形のサービスやソフトウェアも含まれる。